オパールリングリフォーム実例６

プラチナの融点は1769℃ときわめて高く

普通の火事くらいでは溶けないとも

いわれています。

純粋な白い金属、プラチナが生まれ変わ

るところです。

高温の炎で溶かしたプラチナのかたまり

を頭のなかに描いている指輪の形にあわ

せながら金槌でただいて強度を高めてい

ます。

力加減を調整しつつもっともっと強くな

～れと気合も入れます。

たたいた板状のものを丸く曲げてリング

状に形を整えています。

小さい金槌でトントントントンと

軽快な金属音を響かせながら徐々に

指輪らしくなっていきます。

リングの形が整ったらつぎはダイヤモン

ドを留めるための石座を作ります。

ダイヤモンドの大きさとリングの腕の

幅、太さなどを細かく測りまして、

小さい石座を彫る作業から爪の形作り工

程に移ります。

緻密で細かい作業が終わりましたら、

一つ一つ丁寧にしっかりとダイヤモンド

を留めます。

１２石のダイヤモンドの石留め作業が

終わりましたら最終段階の仕上げ作業を

おこないます。

隅々まで丁寧に綺麗に磨きに磨きをかけ

ております。

ピカピカになったリングの台座にパール

をセットします。

大粒の美しいパールは凛として主役を

果たしていながら、ダイヤモンドの華や

かな輝きといい具合にマッチングしてい

てとてもゴージャスな感じに仕上がりま

した。

眺めているだけでも幸せな気分になる

ステキな指輪ですね～

Ｋ様にとてもお似合いです。