ペンダントリフォーム実例23

東京都在住のK様よりご依頼いただいた事例をご紹介いたします。

お家で眠らせていた祖母様の形見の指輪をペンダントに生まれ変わらせました。

9石のダイヤモンドは枠から外して綺麗に洗浄しておきます。

地金の部分は新たなデザインに蘇らせるため

高温の炎で溶かしております。

プラチナの融点は1769℃と極めて高く

比重も21.45と大変大きいです。

高温で溶かしたプラチナの塊はこれから作る予定のデザインに合わせながら

金づちで数十回叩いては熱を加える、

また叩いて固めながら再び熱を加える作業を繰り返します。

鍛造製作法というこの工程によって強度と密度の高い

高品質の貴金属に鍛えられます。

大きさの違うダイヤモンドをデザインに合わせて並べ

それぞれのダイヤの幅、深さとペンダント全体の幅

そして爪のサイズを細かく計算して設計しているところです。

ダイヤモンドの大きさに合わせた石座9つと

ダイヤとダイヤの間の爪を一つ一つ作っています。

ものすごく繊細な作業が続きます。

パーツの作りが終わりましたら各パーツをつなげる工程になります。

レーザー溶接機と炎の溶接を使い分けながら

形を整える工程を入念に黙々としております。

最終仕上げの磨きを隅々までかけて洗浄を行い、

ネックレスのチェーンをつなげて

いよいよ完成でございます～

とても煌びやかで存在感あふれるペンダントに仕上がりました。

実物はもっと綺麗でキラキラしてますが、

写真ではここまでしか表現できずとても残念です。

形は変わっても本質は変わっていない祖母様の大切な形見が

K様とK様の可愛い娘さんにまでかけがえのない

ジュエリーとしてご愛用いただけますことを願っております。

高品質・低価格・短納期の職人工房のリフォーム

大切な方より譲り受けたジュエリー、

ご親族の形見のジュエリー、

デザインが古く着けなくなったジュエリー、

地金と石を再利用してお気に入りのデザインに変えて

生まれ変わらせるジュエリーのリフォーム

形は変わっても本質は変わらない

職人工房のリフォームに対してのこだわりです。