立爪リングのリフォーム実例３０

東京都のS様よりご依頼いただいたリングのリフォーム工程をご紹介いたします。

0.3ctの立て爪のリングを今時風のデザインに変えるリフォームです。

大切な思いがつまっている大切な指輪だからこそ

地金とダイヤモンドはすべて再利用して

デザインだけ変えることで長く愛用できることがリフォームの魅力です。

ダイヤモンドをはずしたリングの地金を高温の炎で溶かしています。

プラチナの融点は非常に高く純粋な白い金属で

希少価値も高く日本人にもっとも愛されている金種です。

高温で溶かした金属の塊はたたいて鍛えていきます。

数回にわたるこの作業によって金属の密度にムラがなく

変形にも強い高品質のジュエリーに仕上げることができます。

職人の技量や経験が問われる工程の一つです。

リングの形を作ってからは肌に馴染むように表面を滑らかに整えていきます。

数十種類の細かい道具を使い分けながら

繊細な作業を黙々と続けています。

石留が終わりましたら最終仕上げの磨き作業をおこない

プラチナの豊潤なつやつや感を最大限に引き出します。

その後、洗浄機で付着物を綺麗に洗浄しましたら

いよいよピカピカのジュエリーが完成しました。

高さ抑え目のシンプルな一粒デザインリングですが、

地金をたっぷり使って作っているからこその安定感があり

しっとりとした輝きを際立てる仕上がりとなりました。

エタニティリングとの重ね付けで一層華やかな感じで

指元を眺めるたびに笑みが浮かびそうな素敵なリングですね。

高品質・低価格・短納期の職人工房のリフォーム

大切な方より譲り受けたジュエリー、

ご親族の形見のジュエリー、

デザインが古く着けなくなったジュエリー、

地金と石を再利用してお気に入りのデザインに変えて

生まれ変わらせるジュエリーのリフォーム

形は変わっても本質は変わらない

職人工房のリフォームに対してのこだわりです。